大手運送会社の2日運行って実際どうなのでしょうか。
中距離や長距離は家に帰れず、拘束時間も長くて大変なのでは?
そう思う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、
2日運行は会社や便によって
働きやすさが大きく変わります。
私はこれまで小規模から大手まで、幅広く働いてきました。
そして2025年からフジトランスポートに入社し、現在は実際に大手運送会社で働いています。
そんな私の実体験をもとに、
・拘束時間
・休息時間
・走行距離
をまとめました。
- 大型トラックに乗りたい
- 中距離や長距離の仕事をしてみたい
という方には参考になると思います。
この記事は実際の運行スケジュールも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
フジトランスポートの2日運行は未経験でもできる?

実際に私が大手運送会社のフジトランスポートに入社してわかったことは、
・未経験でも続けやすい
という点です。
その理由は、
乗務員だけでなく内勤者や運行管理者まで教育体制がしっかりしているからです。

また、運送会社なので
・大変な便(高収入)
・身体に負担の少ない便(女性や年配)
このようにさまざまな便があるのは事実です。
しかし、未経験者がいきなり大変な便を担当することは、
少なくとも私の所属している支店ではありません。

理由は簡単です。
未経験者がいきなり大変な便を担当すれば、すぐに辞めてしまう可能性があるからです。
私自身、
前職でも大型ウィングに乗っていた経験者でした。
しかし、フジトランスポートに入社していきなり大変な便を担当することはありませんでした。
段階を踏んでスキルアップさせる方針のようで、
最初はカゴ台車やパレットなど、未経験でも対応しやすい便を担当しました。

すぐに辞めてしまえば、会社にとっても損になりますし、本人にとってもまた就職活動をするのは大変です。
どうせなら、長く働ける環境の方が会社にとっても従業員にとっても良いはずです。
その点については、フジトランスポートもしっかり配慮しているように感じました。
実際に私が入社してすぐ担当した、
未経験でも続けやすい便について、具体的に紹介していきます。
2日運行のスケジュールを公開

私がフジトランスポートに入社して、
1ヶ月ほど経ってから一人で運行した時のスケジュールです。

今回の運行は途中に支店がないため、
サービスエリア(SA)で休息しました。
1日目|愛知→神奈川(拘束時間や走行距離)
1日目は、
愛知県A市 → 神奈川県A市 → B市の運行です。

今回、積みに行く倉庫は少し狭いため、荷物の用意ができたら荷主(倉庫の作業者)から連絡が入り、積み込み場所へ向かいます。
この日は22時30分に来るように連絡がありました。
支店から積み込み場所までは1kmほどなので、5分程度で到着します。
22時20分に所属支店で開始点呼(アルコールチェックなど)を行い、出発します。
【積み込み】

愛知県A市に22時30分に到着。
今回積む荷物は医療関係の荷物です。
飲料ではないので軽く、体への負担は少なめです。

今回は自分で荷役を行います。
【荷役(にやく)とは】
荷物をトラックに積んだり、降ろしたりする作業のことです。
また、荷物はパレットに組まれている(崩れないようにセットされている)ので、走行中に荷崩れが起きにくく安心です。

今回は1件積みの2件降ろし。
早速、積み込みを開始します。

ハンドリフトを使いながら積み込みます。
7月の真夏ですが、深夜帯なのでそれほど汗はかきません。
2件目の神奈川県B市の荷物を先に積み、
1件目の神奈川県A市の荷物を最後に積みます。

自分はまだ慣れていなかったため、準備も含めて1時間ほどかかりましたが、慣れた人なら30〜40分ほどで積めるようです。
荷物が崩れないように固縛(ベルトやバーで固定)して完了。
この日は23時30分に積み込みが完了し、出発です。
【出発】

全高速指定なので、愛知から神奈川まで高速道路で向かいます。
私は
東名高速 → 新東名高速 → 東名高速
というルートで行きますが、
人によっては東名のみで走る方が走りやすいという人もいます。
高速指定ではありますが、ルート指定まではないため、どちらでも問題ありません。
愛知から神奈川までは約240km。
走行時間は約3時間ほどです。
430は取る必要はありませんが、
私は連続2時間以上走るとトイレに行きたくなるので、途中で休憩を挟みます。

430(ヨンサンマル)とは?
- 4時間 連続で運転したら、
- 30分 以上の休憩を取ること。
運転手の疲れによる事故を防ぐため、法律で厳しく決まっています。
特に夏場は水分補給もするので、2時間も持ちません。
【1件目の荷卸し】
深夜3時ごろ、神奈川県A市に到着。

ここではフォークリフトで荷物を降ろします。
荷物の置き場所が3か所に分かれているため、少し時間がかかります。
慣れていない自分は1時間30分ほどかかりましたが、
慣れている先輩では1時間以内に終わるそうです。
とはいえ、フォークリフトで降ろすので体への負担は少なく、楽な作業です。

1件目の神奈川県A市で荷物を降ろしたあと、ここで積み足しがあります。
2件目の神奈川県B市で降ろす荷物を少し追加で積みます。

最後に荷物が崩れないよう固縛(ベルトやバーで固定)して完了。
フォークリフト作業なので、ほとんど汗はかきません。
深夜帯なので、むしろ涼しいくらいです。

また、倉庫の中はクーラーが効いているので、少し寒い時もあります。
4時30分に作業完了。
2件目の配送先へ出発します。
【2件目の荷卸し】
2件目は同じ神奈川県B市。
距離は約15kmです。

この区間は高速道路がないため、一般道で移動します。
早朝5時前なので通勤ラッシュ前で、道も空いています。
30分ほどで到着。
5時ごろ現地に到着しました。

ここもフォークリフトで荷物を降ろします。
降ろし場所は1か所だけなので、特に考えることもなく降ろすだけです。
準備や片付けも含めて、30分ほどで作業は終了。

この日は5時30分にすべての荷下ろしが終了しました。
トラックは空車になりました。
ここから休息地へ向かいます。
【1日目の運行まとめ】
・拘束時間:約8時間
・走行距離:約270km
・荷卸し:2件
・荷役:フォークリフト
休息時間10時間以上

神奈川県B市で運行終了して、2日目の積み込み場所は埼玉県A市です。
埼玉といっても東京寄りなので比較的近く、距離にして60kmくらいです。

埼玉にはフジトランスポートの支店があるので、そこで休息を取りたいのですが、慣れていない自分は作業が遅く、5時30分に空車(業務終了)となりました。
この時間から埼玉に移動すると朝のラッシュに引っかかるため、近くの高速道路のSA(サービスエリア)で休息します。

移動は約15km。
朝のラッシュと大型トラックのため、国道や県道しか通れず、1時間くらいかかります。
6時30分にSAに到着し、終了点呼をして1日目の業務は終了。休息に入ります。

2日目の積み込みは20時30分に埼玉県A市です。
この日の出発は帰宅ラッシュの渋滞も考えて18時に出発します。

少し早く着いても積み込み場所で待機できるので、早めに出発します。
休息時間は11時間30分。
通勤がないので、すべて自分の時間です。
自分は睡眠以外は映画や本を見て過ごします。

誰にも邪魔されないので、インドアが好きな人にはおすすめです。
2日目|東京→愛知(拘束時間や走行距離)
18時に点呼(アルコールチェックや体調報告)をして出発。

首都高経由で東京寄りの埼玉県A市へ向かいます。

20時前に埼玉の積み込み場所に到着

時間通りに着き、荷物が用意できるまで少し待機します。
待機は積み込み場所(荷主さん)の敷地でできますので、少し早めに着いても駐車できて安心です。

今回の荷物はカゴ台車です。
最大手の宅配系の運行です。ここの魅力は小柄な人や女性でも運行できるところです。
また、カゴ台車を押すだけで積み込みできるのも魅力で、ドライバーの負担が少ないのでありがたいです。

積み込みの準備ができたので、バースに着けて積み込み開始。

今回は静岡B市と愛知C市の2件積みです。
荷物が混ざらないように、倉庫の担当者が一緒に積み込みを見てくれました。

さすが大手の荷主さん、こういう配慮はありがたいです。
21時30分ごろに積み終わり出発。
首都高経由で東名高速を使い、静岡県B市へ向かいます。

約3〜3時間半で到着します。
430の休憩は必要ありませんが、安全運転のため途中で休憩を取ります。
深夜2時に1件目

静岡県B市に到着したら、静岡分だけ降ろします。
10分もあれば荷卸しは終わります。

8台車を押すだけなので、荷下ろし時間より準備と受付の方が時間がかかります。
静岡の滞在時間は30分くらいで、荷卸し待ちもありませんでした。
その後、2件目の愛知県C市へ向かいます。

距離は約80km、時間にして約1時間です。
3時30分に愛知県に到着

ここも1件目の静岡と同じで、受付から荷卸しまで全部で30分くらいで終了。
後ろの観音扉を開けてカゴ台車を押すだけ。

フォークリフトやクレーンなどを使わないので、特別な資格やスキルは不要です。
誰でもできる運行なので、未経験の方にもおすすめです。
今回の2日運行はこれで終了なので、支店に戻ります。

支店までは1時間くらい。空車なので一般国道で戻ります。
深夜なので渋滞はありません。
4時30分に所属支店に到着

終了点呼をして本日の業務は終了。
【2日目の運行まとめ】
拘束時間は10時間30分
(休憩や待機時間も含む)
走行距離は430km
休息場所(SA)から所属支店までの距離
首都高で若干渋滞したため、少し時間は長くなりましたが、サラリーマンでいうと1時間残業程度の勤務時間です。
1週間のスケジュールは?

この便は2回続けて運行しました。
出勤は21時くらい、帰宅は朝5〜6時になります。
帰宅後の休息時間は長いです。

このようなスケジュールなので、
昼間に時間が欲しい人や、家族との時間を作りたい人には働きやすい勤務だと思います。

この便は定期便として運行されており、今回は自分はスポットで2回入りましたが、
実際に定期で走っている先輩もいます。
未経験や初心者でも担当できる便でした。
大手運送会社の2日運行は未経験でも続きやすい

大手運送会社の2日運行は、
「拘束時間が長くて大変そう」というイメージがあるかもしれません。
しかし実際に運行してみると、
・拘束時間は1日8〜10時間程度
・休息時間は10時間以上
・走行はほぼ高速道路
・荷物はパレットやカゴ台車で体の負担が少ない
このように、想像していたよりも働きやすい仕事でした。
特に自分の所属する支店では未経験の方は、
いきなり大変な便ではなく、負担の少ない便からスタートする会社でした。
- 大型トラックに乗りたい
- 長距離の仕事をしてみたい
- 1人でコツコツ働きたい
そんな人には、2日運行はかなりおすすめできる仕事です。
仕事は大変な部分もありますが、
会社と便を選べば、未経験でも長く続けられる仕事だと思います。
気になる方はフジトランスポートに問い合わせてみてください。
公式リンクを貼っておきます。
フジトランスポート公式サイトはこちら

